ロボットがこれからの介護を変える?!

スマート介護士とは?資格の内容も解説!

新しい介護資格の一つとして、スマート介護士が注目を集めています。スマート介護士とは、2019年に創設された介護ロボットや介護センサー等を活用することを目的とした介護士に関する資格のことです。介護業界では長年人材不足が続いており、介護ロボットの開発や導入が進められています。しかし実際の現場では、この介護ロボットを活用できる介護士が少ないのが現状です。高齢者が増えていくにつれ、スマート介護士のニーズは高まっていくと考えられます。そのため、介護ロボットに関する専門知識を持つ人材が重宝されていくことでしょう。効率的に仕事をしたいと考えている人、今後のキャリアアップを考えている人にぴったりな資格です。

スマート介護士には、「スマート介護士Basic」 と「スマート介護士Expert」の2種類があります。受験資格に制限はないため、誰でも受験することが可能です。「スマート介護士Basic」は、スマート介護士の初級資格です。介護ロボットに関する基本的な知識を身につけられます。「スマート介護士Expert」はスマート介護士の中級資格で、介護ロボットの運用などの実践的な知識を学べます。2つの資格は併願受験が可能です。スマート介護士の合格基準は、正答率約70%以上といわれています。資格に合格するには、公式テキストやオンライン講座で学ぶことをおすすめします。実際の試験内容は公式テキストから出題されることがあるので、テキストの内容を繰り返し勉強しましょう。